電験3種には、2年間の科目合格留保制度があり、1年目に合格した科目は、3年目まで受験を免除されます。これを過ぎると、1年目に合格した科目が失効してしまいますので、3年間のうちに合格することが大変重要です。

まず1年目で、他の3科目の基礎になる「理論」科目の合格を目指します。例えば私のような文系出身者で理系知識ゼロから電験3種に合格したい場合、電気理論の体系を理解することが一番のポイントになります。「理論」科目が合格できた年から、本当の意味で電験3種への挑戦が始まると思います。

次に2年目で、「電力」「機械」「法規」の合格を目指します。3科目は相互に共通の部分がありますので、共通部分を意識しながら、同時に勉強するのが効率がよいです。

電験3種は年度により問題の「当たり外れ」がありますので、2年目で取りこぼすことが考えられます。その時は3年目に取りこぼした科目を確実に合格します。

電験3種の勉強は、やはり過去問中心で行うべきです。最低でも10年分、できれば15年分を繰り返します。私は15年分の出題分野別過去問集を使用することをおすすめします。

具体的な科目別の勉強法については、「戦術編」で述べていきたいと思います。