2013年(平成25年)9月1日の試験当日は、受験初年度の反省をふまえて、試験中に眠くなったり、トイレが近くなったりといったことはなかったのですが、問題を解いていて、「今回はいける」といった手ごたえがまったく感じられませんでした。

どうも、自分が2年目にやってきた勉強内容と、実際の電験3種の問題にズレがあったようなのです。

私は高校時代は普通科の文系コースで、理科の選択科目はは生物しか履修していませんので、物理(電気)の計算問題は解いたことがありませんでした。 数学も当時から苦手でしたので、計算力も自信がありません。

一方、文章問題で、選択肢から正しい内容や間違った内容のものを選ぶといった、例えば宅建のような、文系の資格試験で出るパターンの問題はわりと得意でした。

なので、電験3種の試験対策は、自分が苦手な計算問題を中心に勉強し、論説問題(文章問題)はテキストの内容を理解しておけば、試験場で正解の選択肢は判断がつく(=正解できる)と思っていたのです。

でも実際の試験では、論説問題で正解の選択肢の判断がつかなくて、間違えた問題が数多くありました。

電験3種には過去と同じ問題は出ない、という先入観があって、あまり過去問をやりこんでいなかったことが、論説問題ができなかった原因でした。論説問題の過去問演習量が絶対的に足りなかったのです。

かといって計算問題が完璧に解けたかというと、頻出パターンの解法は勉強していたので、基本的な問題は解けるが、ちょっとひねった問題や見たこともない問題は、まったくわからないといった感じでした。

もともと計算問題が得意な理系出身者であれば、対策をすれば電験3種の計算問題で高得点できるようになるかも知れませんが、私のような文系出身で、過去の学生時代からの蓄積がない人間は、電験3種の計算問題で高得点できるレベルに達するには、1~2年では無理だと思います。

計算問題で高得点できない場合、論説問題が得意でないと合格は不可能です。

なまじ文系の資格試験で出る論説問題(文章問題)に自信があったため、計算問題中心の間違った勉強法をしてしまったことが、2年目に3科目全敗を期した大きな理由であることに気付いたのでした。

とりあえず、もう一度電験3種の出題範囲をおさらいして穴をなくす必要があると思い、また1年目に理論をまぐれで合格した結果、他の科目の基礎になる理論の実力不足も感じていたため、試験結果発表後の11月に、電験3種の通信講座を申し込むことにしました。

ネットでいくつかの講座のサンプル講義を見たりしたのですが、2年目の試験直前に使用した過去問教材
「過去問完全KO作戦Ver.3」(e-DEN)のDVDに登場していた講師(不動弘幸先生)の教え方が分かりやすかったため、e-DENの不動先生の講座に決めました。(一応サンプルDVDも取り寄せて内容を確認しました。)

この講座は、DVDとテキストの4科目(プラス電気数学)のセットで10万5000円で、結構経済的負担が大きい買い物でしたが、受験3年目で今回残り3科目全部に合格できないと1年目の理論科目の合格が失効してしまうので、背水の陣を引き自分を追い込むために、思い切って購入することに決めました。

このDVD教材の到着とともに、電験3種3年目の受験生活がスタートしたのでした。